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HOME > 設立趣意書
今、私たちの国は、戦後の高度経済成長を実現した後に、急速な少子高齢化の進展、社会・家庭犯罪の増加や地域コミュニティ機能低下など、社会の成熟化に伴いさまざまな問題に直面しています。私たちの生活は経済指標上では、欧米諸国と肩を並べながら、成熟社会に相応しい豊かさを実感できているのでしょうか。今こそ、この国に暮らす私たちが、問題解決策と共に享受すべき「真の豊かさ」のかたちを見つめ直さねばなりません。
私たちは、国民の暮らしの豊かさを考えるにあたり、その基盤となる住まいのあり方が最も大切であると考えます。住まいとそこで営まれる家族の暮らし、そしてその集まりである街や地域コミュニティ、更には長い歴史と伝統文化を育んできた日本という国。私たちは大量消費型社会のなかに、本来長い年月をかけて熟成されていくべき住まいと街そして国の姿を見失ってしまったのではないでしょうか。
特に、地球環境問題の深刻化が進む中で、私たち国民の大切な生活基盤である住宅が、これまでのように短い期間の使用で取り壊されることはもはや許されなくなっています。
本来、住宅は社会的資産として住み継がれるべきであり、将来の豊かさにつながる、国民と国の資産として形成されていく事が重要です。
2006年6月に「住生活基本法」が施行され、「現在及び将来の国民の住生活の基盤である良質な住宅の供給」などの基本理念が示されました。良質で長寿命な住宅ストックを形成し、その住宅ストックを活用してゆとりある豊かな住生活の実現を目指すものです。
今、この機会を逃すことなく、国民一人ひとりが住まいを通じて「真の豊かさを実感できる生活」の実現を目指し、共に集うことで、以下に掲げる目標の実現をめざして、国民的運動を立ち上げることを提唱します。

