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会長、副会長 設立時の皆さんからの一言

村上 周三さん

(独)建築研究所理事長/元建築学会会長/(財)建築環境・省エネルギー機構 理事長

低炭素社会、高齢化時代の新しい住宅像

写真:村上周三

20世紀の大量生産・大量消費型文明は地球環境問題の深刻化という形で破綻しました。我々は物質信奉文明を克服して新しいパラダイムに基づく社会の構築を目指さなければなりません。目指すべき新しい社会のキーワードは「ゆとり」と「豊かさ」です。

20世紀の終盤、我が国の住宅事情は量の充足から質の確保の時代に移行しました。ここでもキーワードは「ゆとり」と「豊かさ」です。

新しい社会の構築を促す幾つかの要因があります。外的要因の一つとして低炭素化を、内的要因の一つとして高齢化・人口減少を指摘することができます。

低炭素化は、省エネ・省資源住宅を、また長寿命住宅を必要としています。

高齢化と人口減少の社会を迎えて、我々はアクティブエイジングにより生涯現役社会を造る必要があります。ここでのキーワードは健康維持増進住宅です。

今、日本の社会はこのような新しいコンセプトの住宅を提供することを求めています。産官学の関係者が叡智を結集して、この課題の解決にあたることが期待されています。

2008年8月28日



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